LIVING ROOM

日々の暮らしを支えるメディア

2016.07.30

【ママ必見!】新生児が病気にかかりやすくなる時期と症状

生まれたばかりの赤ちゃんは弱々しくて、「ママがしっかり守ってあげなきゃ!」と気持ちが奮い立つもの。
けれど、生まれて間もない赤ちゃんはあまり病気にかかることがありません。
これはまだお腹の中にいた頃ママからもらった免疫が続いているからで、この免疫の効果がだんだん薄れてくるのが生後半年を過ぎた頃だといわれています。
今回は、生後半年の赤ちゃんがかかりやすくなる病気とその症状についてひとつずつご紹介していきます。

1. 発熱(特に38度以上の高熱に注意)

発熱は、赤ちゃんが体内のウイルスや細菌と戦っているサインのひとつ。
具合が悪くても言葉でママに伝えることができない赤ちゃんですから、体温の変化には細かく気を配ってあげるようにしましょう。
赤ちゃんはよく熱を出すものなので、熱以外の症状がなく体温も37度程度の時にはそれほど心配いりませんが、38~40度になってくると何らかのウイルスに感染している可能性があります。
すぐに病院で診てもらうようにしましょう。

2. 突発性の発疹

赤ちゃんの身体に発疹が出るとママはびっくりしてしまいますが、実は1歳になるまでの赤ちゃんの多くが発疹を発症します。
中でも「ヒトヘルペスウイルス6型」というウイルスが原因で起こる発疹はピンク色で、高熱が3~4日ほど続いたあとお腹や背中に現れやすいという特徴があります。

3. せき(百日咳)

百日咳はママ自身が免疫を持っていないことも多く、生後1歳未満の赤ちゃんがかかりやすい病気のひとつです。
1週間前後でせきがおさまれば良いですが、百日咳の場合はその後さらに2週間ほど激しいせきが続く恐れもあります。赤ちゃんの息が苦しそうな場合は早めに病院を受診してください。

4. 下痢と嘔吐(感染性胃腸炎)

離乳食が始まる前の赤ちゃんは、大人から見ると下痢のような便をします。離乳食が始まると次第に形がしっかりしてきますが、それでも水のような便をすることがあればそれは下痢の症状です。
ただ、まだ消化器官が発達しきっていない赤ちゃんは、離乳食で新しい食材が取り入れられた時などにもよく下痢をします。
下痢と嘔吐を激しく繰り返していたり、他に発熱などの症状も出ている場合は感染性胃腸炎が疑われますので、病院で診てもらいましょう。

普段の赤ちゃんの様子を知ることが大事

病気などでお医者さんに診てもらうと、「機嫌はどうですか?」と聞かれることが多いかと思います。
これは「元気な時と何か変わったところはありませんか?」という意味で、ママが赤ちゃんに話しかけた時の反応が普段と同じかどうかを尋ねているのです。
病気の症状をきちんとお医者さんに伝えるためにも、普段から赤ちゃんのことをよく見て「元気な時のわが子の様子」を把握しておくことが大切なってきます。

大切な赤ちゃんの体調が悪いと、パニックになってしまうママもいます。
まずは深呼吸して落ち着くようにしましょう。
そして、病気が疑われる時はすぐにお医者さんにつれていってくださいね。